芸術鑑賞の秋(京都国立近代美術館編)

土曜日, 11月 01, 2014

食欲の秋もいいけど、芸術の秋もまだまだ続きます。

日を変えて、岡崎へ。
さすが、秋の京都。ずいぶんと道が混雑していました。

まずは、京都国立近代美術館のホイッスラー展へ向かいました。


ホイッスラーのことはあまりよく知らなかったのですが、チラシのおもて面に使われている「白のシンフォニー No.3」は以前、雑誌か何かで見たことがありました。

なぜ、うちわ?と思っていたのですが、そうか、ジャポニズムなのですね。



今回、「白のシンフォニー No.3」を描く前に書いたという書簡もあわせて展示してありました。
手紙には絵の構図や細かな内容が記してあって、絵と見比べながら、ホイッスラー自身がどんなふうに考えて描こうとしているかをなぞることができて、興味深かったです。

ホイッスラーは「物語る絵画」を否定し、絵画における純粋な視覚的喜びを追求する唯美主義を主導したとのこと。
と、言われても、いまいちピンと来ないのですが、版画の繊細な線をなんだかずっと見ていたくなるような気持ちになったのが、そういうことなのかも、なんて思いながら、たくさんある版画を見て回りました。

お気に入りの作品を挙げると…。

「ライム・リジスの小さなバラ」
黒、赤、茶褐色のシックな色あいに、少女のどこか神秘的なまなざしが印象的でした。

「テムズ川」リトティント
夜の霧と薄明かりの表現がなんともいえない作品。

ノクターン:青と金色 - オールド・バターシー・ブリッジ
青と銀色のノクターン
ぼんやりとした空と海に、ほのかに煌めく光。どちらの絵も、青、金、銀、グレーが混ざりあい、溶けあって、絵が生まれてきたかのよう。

ノクターンは、まず線や形、そして色のアレンジメントなのです
(展覧会 会場案内文より)

また、4階のコレクションギャラリーもあわせて見てきました。
「ホイッスラー展」に関連する展示もありましたよ。個人的には、ルーシー・リーの作品がいくつか見られたのがうれしかったです。

ホイッスラー展
2014年9月13日(土)~ 11月16日(日)
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌火曜日)
(ただし、11月4日(火)は開館)

京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町

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