ふらっと伏見散策【お酒を学ぶ編】

木曜日, 10月 03, 2013

おいしい水があるところに、おいしいお酒あり!

伏見の地下水は、カリウムやカルシウムなどをバランスよく含んだ中硬水で、酒造りにとって理想的なんだそう。
ということで、伏見の清酒について学ぶべく、月桂冠大倉記念館へ行ってきました。


月桂冠大倉記念館は、明治期の酒蔵を改装して作られた博物館で、かつての酒蔵の雰囲気を味わうことができます。


昔の帳場

玄関すぐ横の部屋に、明治時代の帳場が復元されていました。
月桂冠の文字が入った火鉢がすてき。

入館料は、おとな300円なのですが、なんと、純米酒(180ml)1本がおみやげにつくので、なんだか得した気分。

エントランスホールを抜けて、まずは中庭に出ます。

広々とした中庭

木製の桶を使っていた昭和初期ごろまでは、この中庭に大桶を並べて日光乾燥させていたそう。

あ、あとは、ここに昨日ご紹介した名水「さかみづ」がありました。
おちょこで「さかみづ」をいただいてから、展示棟の中へ。


実際に使われていた道具たちが、酒造りの工程に沿って展示されていました。
展示されている酒造用具は、京都市の有形民俗文化財に指定されているうちのほんの一部だそう。
壁に描かれた酒造り絵図とあわせて見ることで、目の前にある道具がどんなふうに使われていたのかというのがイメージしやすかったです。

次の展示棟では、昔の商品、酒器、樽つくりの道具、レトロなポスターなどが展示されていました。


写真の一番奥に写っている青い背景のポスターの女性の絵が、ずいぶんとセクシーだったのでびっくり(ちなみにお蔵入りしたとのこと)。

お気に入りの看板「野球小僧」

1934年に来日した大リーグのホームラン王ベーブ・ルースにちなんだ看板で、バットの代わりに茶色のびん詰のお酒を持ってるんですが、なんかいろいろ縮尺がおかしくて、アンバランスなところがかわいいなあ、と思わずパチリ。

展示を見学した後は、ロビーで「月桂冠レトロボトル 吟醸酒」「玉の泉 大吟醸生貯蔵酒」「プラムワイン」の3つをきき酒することができました。

月桂冠レトロボトル 吟醸酒

びんもかわいいのですが、わかりますか?コップがついてるんです。
これは、明治末期に国鉄で駅売りの酒として販売されていたコップ付き小びんの意匠を復刻したボトル。
ガラス製のキャップをひっくり返すと、そのままおちょこになるというすぐれものなんです。
金属の部分が底になって、コップは浮いた状態になるので、多少の揺れでもこぼれない!のだそう。へええ。

次にいただいた「玉の泉」が今どきのすっきりした味だったのに比べて、甘くてしっかり味があるという感じのお酒でした。

最後は売店でおみやげも買って、楽しく伏見のお酒と、酒造りの歴史を知ることができました。


〒612-8660 京都市伏見区南浜町247
9:30~16:30
休館日:盆、年末年始

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