行ってきました!堂本印象美術館「モノクロームの可能性」

金曜日, 9月 27, 2013

この春ぐらいから、モノクロというか、墨で描かれた絵と、その表現方法にとっても興味がありまして、これはぜひ見たい!と、今週末まで堂本印象美術館で開催している「モノクロームの可能性 -印象の墨絵・東寺小子房襖絵を中心に-」に行ってきました。



何度も何度も美術館の前を通っているのですが、中に入るのは実は今回が初めて。

「きぬかけの路」に立地する堂本印象美術館は、昭和41年に建てられた近代日本画の大家・堂本印象(1891~1975)の美術館。館内外のすべてが印象自身の意匠で彩られています。

玄関の扉の持ち手がすてきなんです!

建物は本館と新館に分かれていて、本館の廊下のスロープを歩き、その壁面に飾られた小作品を見ながら、最後に2階の展示室へとたどり着きました。

細長い回廊を歩きながら作品を見るというのも、新鮮な感じでおもしろかったです。
作品やオブジェのほか、壁から家具まで、館内の至るところが見どころで、ああ目が回りそう…。


廊下にあった作品の中で気になったのは「近江八景」。
あとは、背景にほんのりと明るい色が使われている作品があって、黒色がさらに引き立つ感じがしていいなあと思いました。

2階展示室に飾られていたのは、東寺小子房の襖絵をはじめとする大きな作品たち。

なんといっても、ポスターなどにも使われている「鷲の間」の襖絵がどーんと目に入ってきます。
襖の幅が広くて大きいのもあって、大迫力!くっきりと濃い黒に緊張感があって、荒々しいタッチで描かれた眼光鋭い鷲は本当にかっこよかったです。

一方、「瓜の間」の襖絵は、すいかや瓜、昆虫や動物が描かれていて、親しみがもてる雰囲気でした。

抽象画の中では、パンフレットに使われている「交遊」がいいなあと思いました。墨の黒に絡まる金の細く連なる線の集まり。タイトルを頭に置きながら絵を見て、イメージをふくらませるのが楽しかったです。

六曲一双の「雲収日昇」は、雲がたなびく山々、そして手前の木々に朝日が差し込んで輝く瞬間が墨の濃淡で表現されていました。ぺたっと一枚の絵のように、屏風を開ききって展示してあったのですが、開ききっていない状態でも見てみたいなあと思いました。

この日は朝早い時間に行ったので、ゆっくりと見て回ることができました。
すてきな美術館だったので、また見に来たいなー。

「モノクロームの可能性」は、今週末29日(日)まで開催していますので、ぜひ!


モノクロームの可能性 -印象の墨絵・東寺小子房襖絵を中心に-
6月1日(土)~9月29日(日)
9:30~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(休日の場合はその翌日)

〒603-8355 京都市北区平野上柳町26-3

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