行ってきました!茶道資料館「特別展・千少庵」

月曜日, 9月 16, 2013

少庵四百年忌を記念して開催している特別展を見に、茶道資料館まで行ってきました。


この間、「裏千家歴代展―無限斎・鵬雲斎・坐忘斎―」に行ったときも雨でしたが、この日も雨。
でも、まだ小雨だったので、今のうちに、と出かけてきました。
まさか、この後、こんなに雨が降ることになるとは、思いもよりませんでしたが。



1階の展示室に入って、まず目にとまったのが「青井戸茶碗・少庵井戸」。
チラシにどーんと載っている、あのお茶碗です。
使っている(使っていたですかね)感がすごくあって、落ち着いた、でも、存在感のあるお茶碗でした。

「独楽香合」の本歌。
京都に戻ることを許された少庵が秀吉から拝領されたものとのこと。ほおお。

「唐物尻膨茶入 利休尻膨」があってびっくり!
写真では見たことがあったのですが、実物は思っていたより小さく、つやっとしていて、フォルムがかわいらしかったなあ。

「赤楽茶碗 太郎坊」もありました。
まさに楽茶碗の基本という形をしたお茶碗。長次郎初期のころの作と言われています。
素朴な肌合いと、口の下の周りのちょっと凹んだ筋が印象に残りました。

「唐物茶壺 銘煎餅」には、思わず茶壺の前でにやにや。
確かに壺の表面にぽこぽこっとした感じが、煎餅っぽいけど…、でも煎餅って、ねえ!

2階に上がって、第二展示室へ。

「夜桜棗」は、手にとって見てみたい!ガラス越しでは、桜がほとんど見えなくて…。
時代が経っているからでしょうか、黒漆が透けて少し赤みを帯びた色合いになっているのが、またすごくいいなあと思いました。

「梅桜蒔絵香合」は白粉解(おしろいとき)の形なのですが、ほんとに小さくて可憐。
艷やかな黒を背景に、ちょっとにじんだみたいに浮かぶ梅と桜が美しい香合です。

少庵好の「四方釜」の肩のなめらかなカーブ、三島写水指のすっきりとした直線。
なんというか三次元のものなのですが、「線」をイメージさせる感じ。

そういえば、少庵作の茶杓も、みんな薄くて細くて、櫂先もすっとしていて、本当に線のように華奢なつくりでした。

あとは、消息をいくつか見ていて、まあ読めないし、書とか文字の上手下手ってわからないんですけど、それでも少庵の書く文字の形とかバランスが、なんか好きだなあと思いました。

そして、忘れてはいけないのが呈茶席。

今回は鼓月の「秋のなごみ」。

外側が餅(赤米って言ってはったような?)で、その中にあんこがたっぷりと入っていて、おいしかったです。
展示を見た後に、お菓子と薄茶をいただいて、ほっこりしました。

会期が10月6日までと短めなので、見に行こうと思ってらっしゃる方はお早めにー。

ちなみに、表千家北山会館でも、10月19日(土)から12月15日(日)まで、「少庵四百年忌 千家二代 少庵ゆかりの茶道具展 -利休の継承とその時代―」と題して、少庵に関する展示をするそうです。
うん、こちらも見に行きたいと思います。


特別展 少庵四百年忌記念 千 少庵
9月3日(火)~10月6日(日)
9:30~16:30 ※入館と呈茶は16:00まで
休館日:月曜日

茶道資料館
〒602-8688 京都市上京区堀川通寺之内上ル(裏千家センター内)

You Might Also Like

0 コメント

Popular Posts

Like us on Facebook

twitter