行ってきました!樂美術館「樂歴代名品展」

土曜日, 6月 22, 2013

樂美術館で、「定本 樂歴代」の刊行にあわせた展覧会が開催されています。

3月からやっていたのですが、やっと見に行くことができました!

かわいい紫陽花がお出迎え。

サブタイトルに「樂家歴代が手本として学んだ伝来の茶碗」とあるように、樂歴代が参考や手本になるように伝えてきた、学びの糧、樂焼のエッセンスが凝縮された展覧会です。

1階の展示室には、一代一碗、2代常慶から歴代のお茶碗がずらっと展示してありました。



いいなあと思ったのは、

赤樂茶碗 銘「破れノンカウ」(三代 道入作)
薄づくりの筒茶碗は色合いが複雑で、なんとも渋くて、どこか厳しさを感じさせるお茶碗でした。

赤樂茶碗(七代 長入作)
高台付近の釉のかかっていなくて土が見えている部分のバランスがすごくいいなあと思いました。
赤樂ですが、ちょっと白っぽくて、貫入が美しく、やさしい印象のお茶碗です。

赤樂茶碗 銘「樹映」(十四代 覚入作)
なんて美しい縦のライン…。
例えば森の中で木々に囲まれているような、ちょっと幻想的な雰囲気もあるお茶碗。
すっとした姿とつややかな肌も、とてもすてきでした。

2階に上がると、歴代の印譜をはじめ、お茶碗、花入、香合などが展示されていました。

釣瓶水指(十一代 慶入作)が、持ち手のところがくるんとなってて、かわいかったです。
そして、樂家とは切っても切り離せない光悦の作品も展示されていました。

そういえば、樂茶碗って、お茶を習うまで全然知らなかったなあ。
初めて樂茶碗でお茶をいただいたとき、ふしぎな手触りだと思ったことを思い出しました。

千利休と初代・長次郎が生み出した樂焼。

どうしてこの形、この色、こういう肌触りになったのか?
今、もし同じように新しい価値観でお茶碗を作るなら、どういうものになるのか?
といったことを、もちろん答えは出ないのですが、考えてみるのもおもしろいです。

そして、忘れずに購入しました「定本 樂歴代」。

本当にボリュームたっぷりなので、毎日少しずつ読み進めていますが、やっと半分くらいまで来たところです。


樂歴代名品展
3月9日(土)~7月7日(日)
10:00~16:30 ※入館は16:00まで
休館日:月曜日(祝日は開館)

樂美術館
〒602-0923 京都市上京区油小路通一条下る

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