苔香居の会 春の公開<青苔の茶会編>

金曜日, 5月 17, 2013

前々回からお伝えしている苔香居の春の公開も、いよいよ最終回。

コーヒーに続いて、青苔の茶会へ。

…と行きたいところですが、まだ少し時間があったので、建物の中をくるっと見て回りました。

もちろん「きもの虫干しの会」ですから、着物がたくさん展示してあります。
ただ、たくさんの人がいらっしゃったので、うまく写真が撮れず…。

婚礼衣装などの絢爛豪華な着物が多いのですが、ふだんに着ていらっしゃったものも展示されています。
夏のお着物の中に、けっこうリアルに魚や珊瑚礁が描かれたものがあって、びっくり。
モダンというかおもしろいデザインだなあと思いました。


まさに青苔。青もみじもきれいです。

時間になったので、お茶会へ。いったん、門を出て、勝手口へ向かいます。



塀の上から、満開のツツジが顔をのぞかせていました。

かわいい「在釜」

まず、腰掛待合に案内されました。

お点前や案内などはすべて、裏千家学園の学生のみなさまが担当されています。


広い広いお庭で、茶室や腰掛待合の周りは木々に囲まれていて、本当に森の中みたい。
まるで、別世界に迷い込んだような、そんな不思議な気分になります。

続いて、待合へ。
小さな板敷のお部屋に案内され、お菓子をいただきました。

囲炉裏です!自在に鉄瓶が掛けられていました。

いただいたのは、中村軒の粽(ちまき)。

おいしいけれど、ちょっと食べにくいというか、うまく食べられなくて、モタモタ…。
粽と格闘した後、ちらっと横を見てみたら、いっしょのお席になった方が、粽に括られていたひもを使って、上手に食べていらっしゃいました。
なるほど、そうか、そうするのですね!!つ、次こそは…。

続いて、茶室「泰庵」に案内していただきました。

「泰庵」は一畳台目・向切のお茶室で、間に中板があります。
その中板で客座と点前座が分けられていて、そして点前座の向板に続いていくのが、ここに入るたびにいいなあと思うところです。

お軸は山口誓子、そして香合は竹の節の部分を薄く切ったもの。
一重切の竹の花入には、椿と白い花(忘れてしまいました…)が入っていました。

5月でしたが、この日は炉で釣り釜。釜は、なんと浄林です!
炉縁は梅の古木で、ゴツゴツとしていて存在感がありました。

お道具はすべて、山口家に伝わるもの。
それらをひとつひとつ、半東の方が一生懸命、説明してくださいました。

そして、おいしい薄茶を一服。
ちなみに、お茶碗は熊川、三島粉引、安南など。
それぞれに回して、すべて拝見させていただきました。

GWの最後に新緑の苔香居で過ごした、すてきなひととき。
次の秋の公開が待ち遠しくなってしまいました。

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