市中の山居「廣誠院」に行ってきました!

金曜日, 4月 19, 2013

二条木屋町、ホテルオークラの裏に建つ「廣誠院」をご存じですか?
京都に住んでいながら、まったく知りませんでした。

知りませんでしたが、お知り合いの方に「特別公開してるよー」と勧められまして、これまた最終日ギリギリに行ってきました(※残念ながら、すでに特別公開は終了しています)。


廣誠院は、明治の建設業の発展を担った旧薩摩藩士・伊集院兼常が長州藩邸の跡地に建てた邸宅。明治25年(1892年)に建てられたのですが、臨済宗の寺院として現在に至っています。

洗練された日本の数寄を結集した建物は通常非公開ですが、今回のように、不定期に特別公開されているそうです。



入り口の看板。筆文字がかっこいい。

お茶室の中を見たかったのでお昼間に行きましたが、夜は「維新の光」というコンセプトでライトアップされていたとのこと。ライトアップも見てみたかったです。

玄関で靴を脱いで、中に入り、廊下を進むと、右手にお茶室が見えてきます。

モダンでおしゃれなデザインの円窓。

南側の壁の中央に開けられた大きな円窓から光が差し込む、三畳中板の茶室。
下座床で、中板を挟んで客座と点前座が並んでいます。

また、影になって見えないのですが、窓の右側の角は曲面で処理されていました。

この廣誠院の庭園は、高瀬川から水が引き入れられていて、それが再びもとの川に戻るようになっているのですが、なんと、その引き入れた水の流れの上に茶室がつくられているんです!

さらに奥に進んで、水屋の隣りにある広間へ。

隣りの広間から躙口をパチリ。

手水鉢がすてき…。
大きく軒が張り出していて、そこからさらに庭が続いています。

この茶室も縁に上がってから、躙口に入るんですね。
躙口から茶室を覗いてみたかったな…。

広間では、スタッフの方が緑茶のサービスをしていらっしゃいました。
緋毛せんの上に座って、ほっこりお茶をいただきました。

広間の外にある竹の縁に座って、お茶を飲みながら、のんびりお庭を眺めている方もいらっしゃいました。
ほんと開放的で、部屋から見える景色が緑にあふれていて、そして静かで、ここが街なかとは思えません。

それに、座っていても立っていても、なんというか高いところに浮いている感じというのでしょうか、地面から浮かんでいる感じがして、ふしぎな気分。

続いて、主座敷でもある書院へ。

書院から撮った茶室。本当に茶室の下を水が流れています!

書院からも庭園が広々と見渡せました。

庭と書院の間に大きな沓脱石があったり、池の中央に花崗岩でできた橋が架けられていたり、見どころがたくさんありました。ああ、庭園に降りて歩いてみたかったなあ。

新緑の庭園も美しかったですが、今度、秋に特別公開があったら、ぜひ行ってみたいです。
そのころはちょうど池の上のモミジがきれいだろうなあ。

高瀬川沿いから桜といっしょに。


臨済宗保水山 廣誠院(こうせいいん)
〒604-0924 京都市中京区河原町通二条下ル東入ル一之舟入町538-1

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