利休七則その3 「花は野にあるように」

土曜日, 4月 06, 2013

茶の湯で使われる草花のことを「茶花」といい、茶花は「いける」ではなく「入れる」といいます。

その茶花を「野にあるように」入れるというのは、ただ花をそのままの状態で花入に入れたらいいということではなくて、その花の美しさがより際立つようにするということだと思います。
「美しさを切り取る」という感じでしょうか。そういう意味では、なんだか絵や写真みたいですね。


お稽古場やお茶席で花を拝見しているのですが、見ているのと実際やってみるのでは大違い。



七事式の廻り花で、初めて自分で花を入れたときに、花が自然に咲いている状態、そして、そもそも花のこと自体がわからないということに気づきました。

花が傷んでしまうので、手早く入れないといけないのですが、まったくどうしたらいいかわからなくて、花台にのせた花をあれでもないこれでもないと選べず、選んでからも何回もやり直して、やり直すたびにかえって思い通りにならず、収集がつかなくなって…。

それでも、茶道を始めてから、花に接する機会が増えたように思います。

先生や社中の先輩方が「庭に咲いている花を取ってきた」とおっしゃって入れてくださるのですが、花入に入れて霧吹きで露を打つと、きらきらとまるで朝露に濡れたように輝いて、本当にきれいなんです。

また、お茶のお稽古のときだけでなく、道端に咲いている花とか、お店に飾ってある花もよく観察するようになって、自分の好みも少しずつわかってきました。
木に咲く花が好きだということとか、椿の蕾のぷっくりした感じが好きだということとか。

いまは「花のある生活」に憧れています。
花を買う・飾るといったら、なんだか特別なハレの日って感じでしたが、例えばテーブルにちょこっと飾ってみるとか、もっと気軽に楽しめたらと思っています。

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