利休七則その2 「炭は湯の沸くように置き」

土曜日, 3月 30, 2013

お茶に欠かせないのがお湯。
茶道では、そのお湯を沸かすために炭を使います。
釜をかけて水から炭火で沸かしたお湯は、まろやかでなんともいえずおいしいです。

茶道では、濃茶や薄茶のお点前のほかに「炭手前」があります。
お湯を沸かすために風炉や炉に炭をつぐお手前なのですが、ことばの通り「お湯が沸くように炭を置く」っていうのが、本当にむずかしいんです。




これは下火の下火

お茶のお稽古を始めるまでは、炭自体を扱ったことがなかったので、最初は、教えられた通りに炭をつぐことで精いっぱい。
でも、見よう見まねで炭を置いているだけでは、火がちゃんと熾きないんです!

利休百首の一首に「炭つがば五徳はさむな十文字縁をきらすな釣合を見よ」とあります。
空気の通り道とか、火のめぐりを考えて、炭と炭との縁を切らないように、炭をつなぐようにして置きましょうということです。

つまり、ただ何の気なしにするのではなく、ちゃんとポイントをおさえないといけないということですね。
もちろん、そのポイントは簡単につかめるようなものではないので、炭手前のお稽古をするたびに、お稽古茶事で亭主や半東をさせていただくたびに、お勉強×2。

「置き方」といえば、最近、ものを置いたり片づけたりするときに、何気なく置かないように気をつけています。
どこにしまっていいのかわからないものを、よくその辺にぽいっと置いてしまうのですが、「ただポイっと置いたらじゃまになるだけ!」と、先生に注意されて以来、置いたものは次にいつ・どこで使うか、置いた場所は次にいつ・どう使うか、どこにどう置いたら使いやすいか、そういうことを考えるようになりました。

そう思ったら、水屋棚って置くものの位置が決まっていて、無駄がなくて使いやすいなあと思います。
もちろん、お点前も、ですね。

You Might Also Like

0 コメント

Popular Posts

Like us on Facebook

twitter