利休七則その1 「茶は服のよきように点て」

金曜日, 3月 22, 2013

利休の茶の湯の精神を要約した心得ともいえる「四規七則」。
「四規(しき)」とは和敬清寂のこと。この四文字にお茶のすべてが込められていると言われています。

「七則(しちそく)」とは、千利休が弟子に「茶の湯で心掛けるべき事は何か?」と訊ねられたときに答えたと言われる、以下の七ヶ条のこと。

  1. 茶は服のよきように点て
  2. 炭は湯の沸くように置き
  3. 花は野にあるように
  4. 夏は涼しく冬暖かに
  5. 刻限は早めに
  6. 降らずとも雨の用意
  7. 相客に心せよ
今回から、この七則をひとつずつ取り上げてみたいと思います。
まず、ひとつめ「茶は服のよきように点て」



ただ点てればいいのではなくて、相手のことを見極めて、おいしいお茶を点てることが大切ということ、ですね。その人の体調や様子、そのときの気温や状況などに気を配って、さらに、抹茶の量、お湯の量や熱さ、タイミングなどを考えて点てたお茶が、「相手に合ったおいしいお茶」ということになるのでしょう。もちろん、お茶を漉したり、お茶碗を温めたり、といったお茶を点てる前の準備も欠かせません。

ふぅ。まだまだまだまだ、精進しなければなりませんね…。

おいしく点てるということで、最近、意識して気をつけるようにしているのが、「お茶を点てているときは、ただそのことだけに集中する」ことです。

え、当たり前じゃないの?と思われるようなことなのですが、これがむずかしいんです…。お点前中に、上手にできないと緊張して焦ってしまったり、逆に他のことを考えていて心ここにあらずのときもあったりします。でも、茶筅を持ってお茶を点てているときだけは、なるべくおいしく点てようと集中するようにしています。その成果が出ているといいのですが…。

宇治でいただいた「ご自服セット」

お稽古のときや、お店でたまに自服することもありますが、やっぱり、自分で点てたお茶よりも、誰かに点ててもらったお茶の方がおいしく感じます。

それは、点ててくれた人の心がこもっているから、ですね。

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